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ー雨樋の交換時期を見極めるポイントとは?交換しないとどうなる?ー


雨樋(あまどい)は、家の外壁や屋根にとって非常に重要な役割を果たしています。雨水を効率よく排水することで、建物を守るための大事な部分ですが、気づかぬうちに劣化していることがあります。特に交換時期がわからないままだと、放置しておくと後々大きなトラブルにつながることもあります。

 

この記事では、雨樋の交換時期や交換の目安、交換しないことのデメリットについて詳しく解説します。雨樋の交換を検討している方や、交換時期が分からない方にとって、参考になる情報をお届けします。

 

雨樋の役割と重要性

雨樋は、家の屋根から流れ落ちる雨水を集め、建物の外壁や基礎部分に水が直接触れないように導くための重要な装置です。雨水がそのまま流れ落ちると、外壁が劣化したり、基礎部分が浸水してしまう可能性があります。雨樋はその役目を果たすことで、建物を長持ちさせ、メンテナンスコストを抑えることができます。

 

特に、雨樋は屋根に取り付けられているため、外部からの視認が難しく、劣化が進んでいても気づかないことが多いのです。普段の点検を怠ると、後で大きな問題になることがあります。

 

雨樋の交換時期の目安

雨樋の交換時期を見極めるためには、いくつかのポイントがあります。これらを確認して、交換のタイミングを逃さないようにしましょう。

 

1. 見た目に異常がある場合

雨樋が外から見て明らかに壊れている場合、例えばひび割れや歪みが見受けられる場合、交換の時期が来ているサインです。特に、樋が欠けていたり、外れていたりすると、雨水の流れが悪くなり、雨漏りや水漏れの原因になりかねません。

 

2. 排水不良を確認した場合

雨樋の排水機能が低下していると、雨水がうまく流れないことがあります。この状態が続くと、雨水が建物に直接影響を与えてしまいます。排水不良が起きている場合は、早めに交換を検討するべきです。

 

3. 長年使用している場合

雨樋も時間が経つと劣化します。特に、10年以上使用している場合は交換を考えた方がいいでしょう。樋の素材にもよりますが、年月とともに耐久性が落ち、劣化が進んでいきます。

 

4. 定期的な点検で発見された不具合

雨樋の定期的な点検を行っている場合、不具合が発見されることがあります。例えば、内部に詰まりがある場合や、細かなひび割れが複数見つかった場合、それらが拡大する前に交換を検討することが大切です。特に詰まりが長期間放置されると、水の流れが滞り、漏水や屋根の構造へのダメージが生じることがあります。

 

5. 台風や大雨後の異常

台風や大雨の後、雨樋に異常が見られる場合は、早急にチェックすることが重要です。強風や大雨で雨樋が外れたり、変形したりすることがあります。そのような場合には、被害が広がる前に交換を検討しましょう。

 

雨樋は定期的な清掃やメンテナンスが必要です。落ち葉やゴミが詰まったり、汚れが溜まったりすることがあります。定期的にメンテナンスを怠ると、雨樋の劣化が進み、交換時期が早まることがあります。これを避けるために、少なくとも年に1回のメンテナンスを行い、必要に応じて交換を検討することが大切です。

 

雨樋の交換時期は、外観や機能の状態に応じて判断することが大切です。目視での異常、排水不良、長年の使用による劣化、さらには定期的な点検や悪天候後のチェックなど、複数の要因を総合的に見て交換のタイミングを見極めましょう。適切な時期に交換を行うことで、雨漏りや水漏れなどのリスクを未然に防ぎ、建物を長期間良好な状態に保つことができます。

 

雨樋の素材別交換時期の目安

雨樋にはいくつかの種類の素材があり、それぞれに適切な交換時期があります。以下に、代表的な素材ごとの目安を紹介します。

 

1. PVC(ポリ塩化ビニール)製

PVC製の雨樋は軽量で安価であり、多くの家庭に使用されています。耐用年数はおおよそ10~15年ですが、紫外線や熱による劣化が進むため、15年を超えると交換を考えるべきです。

 

2. アルミ製

アルミ製の雨樋は耐久性が高く、20年以上使用できることが一般的です。腐食に強く、軽量で扱いやすいため、長期間使用可能です。劣化が気になる場合、20年以上使っている場合は交換のサインです。

 

3. 鋼鉄製

鋼鉄製は非常に耐久性があり、使用年数が30年を超えることもあります。しかし、錆びることがあるため、定期的なメンテナンスと点検が必要です。錆や腐食が見られる場合は交換を検討してください。

 

4. 亜鉛メッキ鋼製

亜鉛メッキ鋼製の雨樋は、鋼鉄製と同様に耐久性がありますが、錆の影響を受けやすいことがあります。一般的には20年~30年の耐用年数が期待できますが、メンテナンスを怠ると早期に錆が発生し、交換が必要になることがあります。錆が広がったり、穴が開いた場合は、交換時期のサインです。

 

5. 銅製

銅製の雨樋は非常に耐久性が高く、50年以上使用できることが一般的です。銅は腐食しにくく、風合いが増すことで美観も向上しますが、長期間の使用で酸化が進むことがあります。酸化による変色は見た目に影響を与えるかもしれませんが、機能的な劣化は少なく、耐用年数が非常に長いため、交換は30年以上経過した際を目安に検討するとよいでしょう。

 

雨樋の交換時期は、使用する素材によって異なります。PVC製は10~15年、アルミ製は20年以上、鋼鉄製や亜鉛メッキ鋼製は20~30年、銅製は50年以上と、各素材ごとの耐用年数を目安に、劣化や異常を見逃さず、定期的に点検を行うことが大切です。素材の特性を理解し、適切なタイミングで交換することが、建物の保護に繋がります。

 

雨樋の交換をしないとどうなるのか?

雨樋の交換時期を逃して放置しておくと、どんな問題が起こるのでしょうか?交換をしないことによるデメリットを知っておくことで、早めの交換を決意しやすくなります。

 

1. 雨水が壁に直接当たり、外壁が劣化する

雨水が屋根から直接外壁に流れ込むと、外壁が湿気を吸い込み、劣化が進んでしまいます。外壁が剥がれたり、カビが発生する原因にもなります。

 

2. 基礎部分の浸水による建物の劣化

雨水が基礎部分に流れ込むと、建物の構造に影響を及ぼします。湿気が基礎に浸透すると、建物全体の安定性を損なう可能性があり、最終的に大規模な修繕が必要となることもあります。

 

3. 雨漏りの原因に

排水不良が進行すると、雨水が溢れ、雨漏りを引き起こすことがあります。屋根や壁に水が入り込むことで、家の内部にまでダメージが広がり、修繕費用が高額になることがあります。

 

まとめ

雨樋の交換時期を見極めるためには、外観の確認や機能のチェックが欠かせません。特に、雨樋の劣化が進んでいる場合は早めに交換を検討することが重要です。放置しておくことで、外壁や基礎に大きな影響を及ぼし、修繕費用がかさむことにもなりかねません。

 

定期的な点検とメンテナンスを行い、必要に応じて交換をすることで、家を長持ちさせることができます。交換時期が分からない場合は、専門業者に相談して適切なタイミングで交換を行いましょう。

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